ミャンマーの代表的な料理&スイーツ23選
ミャンマーの代表的な料理&スイーツ23選
Mr. Win Khant Kyaw

16分前

ミャンマーの食事事情

インドと中国、隣国の影響を受けたミャンマー料理は、味が濃く、脂っこいのが特徴です。とにかく油がたくさん使われており、油をあまり摂らない人は胃もたれしてしまいそう。ミャンマーでは油を使うことが豊かさの象徴だそうで、油が少ないと貧しい食事と感じるそうです。

私もそこまで油が好きではないので、正直ミャンマー料理を食べ続けていると胃もたれしてしまいました。しかしながらヤンゴンには、中華、インド、タイ、日本など、各国の料理のレストランがあるので、さほど食には困りませんでした。胃もたれをしたら、そのような外国の料理を食べるようにすると良いでしょう。

ミャンマー料理の味付けは辛味があるものが中心で、ご飯にも食材と調味料の旨味が染み込んだ油をかけて食べます。ご飯の消費量もかなり多く、知り合いのミャンマー人の子は、女の子でも1食1合ほど食べていました。

ベストフード

私がおすすめするのは、シャン・カウスエ (SHAN KHAUK SWE) という麺料理です。ベトナムのフォーと同じように米でできた麺を使っており、味付けにもバラエティーがあります。スープがあるものとないものの2種類があり、あっさりした味が好きな方にはスープありがおすすめです。

とても日本人の口に合う味なので、私は1日に1度はこのシャン・カウスエを食べていました。薄味で食べやすく、胃もたれしたときにもぴったりです。

ミャンマーの代表料理!チェッターアールヒン(ミャンマーのお母さんの肉じゃが)のレシピ

ミャンマー料理が気になる方へ、「全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ」の本山尚義シェフが考案した「チェッターアールヒン(ミャンマーのお母さんの肉じゃが)」のレシピをご紹介します。

いつもの甘くてやさしい肉じゃがとは一味違った、ちょっぴりスパイシーな鶏の肉じゃが。「ヒン」は「カレー」を意味するそう。スパイスが素材の味を引き出しています。

チェッターアールヒン(ミャンマーのお母さんの肉じゃが)の材料(2人分)

鶏もも肉(1枚一口大)

A:ターメリック(小さじ1)、塩(小さじ1)

B:玉ねぎ(1個薄切り)、にんにく(みじん切り1かけ)、しょうが(みじん切り1かけ)

サラダ油(大さじ2)

C:じゃがいも(2個乱切り)、水(1/2カップ100cc)、カイエンぺッパー(小さじ1/2)、ナンプラー(大さじ2)、塩(小さじ1/2)、胡椒(少々)

ガラムマサラ(大さじ1)

チェッターアールヒン(ミャンマーのお母さんの肉じゃが)の作り方

1.鶏肉にAを揉み込み、冷蔵庫で20分置く。

2.鍋に油を熱し、Bを中火でしんなりするまで炒める。鶏肉を加え、白っぽくなるまで炒める。

3.Cを加え、一煮立ちさせる。アクを取り、弱火で20分煮込む。最後にガラムマサラを加える。

ミャンマー料理1.モヒンガー

ミャンマーの国民食的な存在として知られる有名な「モヒンガー」。麺はライスヌードル、そしてスープにはナマズなどの魚からとってある麺料理のことです。屋台やレストラン、そして一般家庭でもどこでも食べられるので、ぜひ現地でトライしてみて!

ミャンマー料理2.シャン・カウスエ

ミャンマーのシャン地方の名物料理で、同じ麺料理でも日本人の舌にも合いやすいシャンカウスエ。お米から作った麺に鶏肉や豚肉を乗せて頂くこの料理は、ミャンマーでは朝食でよく食べるそうです。

ミャンマー料理3.モンピャータレッ

ミャンマー風お好み焼き「モンピャータレッ」。日本のお好み焼きは小麦粉で作りますが、ミャンマーではお米から作られる上新粉を使います。ひき肉、パクチー、玉ねぎ、豆などが入っているので、ライトミールにぴったりなローカルフードです!

ミャンマー料理4.カウスエジョー

日本食が恋しくなった時にオススメのミャンマー料理「カウスエジョー(KHAUK SWE KYAW)」は、日本の焼きそばのような食べ物。「カウスエ」は麺、「ジョー」は炒めるという意味です。日本の焼きそばよりは油っこく、麺はやや太めの米麺を使ってあり、味付けはナンプラーや中国醤油が多いです。

ミャンマー料理5.マンダレー・ミーシャイ

辛いものを食べられる人に是非試してほしいのが、マンダレー地方の名物「マンダレー・ミーシャイ」。マンダレーはミャンマーの第二の都市です。

ライスヌードルに辛めのタレを絡めて頂く濃厚な汁なし麺料理です。暑い気候のミャンマーを旅するのにぴったりな一品!

ミャンマー料理6.オンノカウスエ

オンノとはココナッツのこと。そのため「オンノカウスエ」とは、ミャンマー風ココナッツミルク麺なのです。この麺もやはり、もちもちスルスルとした食感のライスヌードル。魚醤で味付けしてあり、ココナッツミルクの甘みでまろやかに頂けますので女性にもオススメです♪

ミャンマー料理7.タミンジョー

ミャンマーのチャーハン「タミンジョー」。「タミン」はご飯で、「ジョー」は炒めるという意味です。隣の国、中国の料理の影響も多く受けているミャンマーのチャーハンは油多め。日本より味は薄めなので付け合わせで野菜と唐辛子を混ぜていただきます。

ミャンマー料理8.サッターヒン(山羊のカレー)

「〜ヒン」とついているものは、すべてビルマ風カレーのこと。ヤギのカレー「サッターヒン」はミャンマーでも人気のお料理。独特のコクがあるカレーです。

ミャンマー料理9.ペーボウッヒン

ペーボウッヒンは、なんと納豆のカレー!ミャンマーって、なかなかユニークなカレーが食べられるお国ですね。納豆の粘り気は洗い落として使うそうですが、こってりとしたカレーは一度食べると病みつきになるとか。

ミャンマー料理10.ミーシェ

「ミーシェ」とは、シャン族の伝統的な汁なし油麺です。もちもちとしたお米の麺が特徴的。シャン料理は日本人の感覚にあった、美味しい食べ物に出会える地方なのです!

ミャンマー料理11.ラペットゥ(食べるお茶)

発酵させた茶葉に、ピーナッツ、ゴマ、豆、ニンニク、唐辛子を混ぜこまれた甘いサラダの「ラペットゥ」。「ラッペ」は茶葉、「トゥ」は混ぜるという意味です。ミャンマーの国民食的な料理で、空港からスーパーまでどこでも買えます。

ミャンマー料理12.モン・リンマヤー(ミャンマー風たこ焼き)

もう誰が見てもまさにタコ焼きですよね!日本にしかないと思っていたらミャンマーにも似たような器具があることに驚きです。日本と違うのは、タコは入っておらず、お米や豆、塩、などで作られている、安くて美味しい人気のお菓子だということです。

ミャンマー料理13.トウッ

「トウッ」という名前は、なんだかウルトラマンみたいですが、実はサラダ全般のこと。「〜トウッ」とサラダの種類によって名前が変わります。例えば「カヤンディ トウッ」は焼茄子のサラダで、「プッシーナンットウッ」はミントのサラダのことです。

ミャンマー料理14.アチョ

油が大好きなミャンマー人ですが、アチョは揚げ物のこと。バナナの揚げ物やエビの揚げ物など、屋台でたくさん売られていて気軽に買えるのですが、大量に食べすぎるとお腹を壊すので気をつけましょう。

ミャンマー料理15.蟹の唐揚げ

栄養価の高い人気のカニの唐揚げ。淡水のカニを丸ごと揚げた豪快な料理で、殻を割って頂きます。脱皮後2時間以内の甲羅の柔らかなカニを使用するので、食べやすくて新鮮です!

ミャンマー料理16.バズンヒン

「バズンヒン」とは、大エビを使った海老カレーのこと。エビの美味しいエキスたっぷりのカレーには、玉ねぎ、ナンプラー、ターメリック、ニンニクやショウガ、唐辛子が使われています。

ミャンマー料理17.パウシー

見たままの通り「パウシー」とは肉まんなんです。中身は基本的にはお肉に高菜のようなものが入っていて「おやき」にも似た感じのお料理です。ちょっとお茶したい時のおやつにもぴったりですね!

ミャンマー料理18.トーフヨー

トーフヨーという言葉から想像できるように、お豆腐を揚げた料理です。日本の揚げ出し豆腐とは違い、サクッとした食感で、お好みで辛みのあるソースをつけて頂きます。

ミャンマー料理19.ビルマビリヤニ

鶏肉、カシューナッツ、レーズン、豆類が入ったビルマビリヤニ。香りが良く、匂いが漂ってくるだけで食欲がそそられます。他の国のビリヤニよりもほのかに甘く、油も少なめなので日本人にもおすすめです。

ミャンマー料理20.タエテソーク

熟す前のマンゴーを使ったサラダ、タエテソーク。日本では熟していないマンゴーを食べる機会はなかなかありませんが、さっぱりとしていてサラダに使用するのに適した味わいとなっており、おすすめです。

ミャンマーのスイーツ

21.イチャーコイ

ご飯を食べた後は、ミャンマーのスイーツも気になるところですよね。「イチャーコイ」とは揚げパンのこと。甘いチャイにつけて一緒に食べるのがオススメです!

22.モウレッカウジョ

「モウレッカウジョ」 とは、 ミャンマー風ドーナツのようなお餅のような感覚のスイーツです。

23.シュエジンエイ

見たこともないような屋台スイーツ「シュエジンエイ」。ココナツミルクに、カラフルなゼリーやタピオカ、パンなどが入った、冷たくて甘いお菓子です。